新聞の段組について

紙面を単調にしないために、新聞の段組に工夫がなされています。
ここでは段組の種類とその特長についてを紹介します。

通し組み

通し組みという段組は、記事を二段や三段分を通す組みかたのことです。
二段分通す組み方を二段ヌキといい、三段分を通す組み方を三段ヌキといいます。
例えば、二段通し組みにするときは、
基本字詰が12字詰の場合は〈12×2〉24字詰で組み、
中段ケイに相当する一字分は、各行の一番上を全部一字分あけて組む天アキを行ないます。
収容字数は1段組みの場合とほとんど変わりません。
この場合は、「天アキ2段ヌキ」と呼びます。

段違い組み

段違い組みというのは、1行の字詰を基本字詰より多くして組むやり方です。
例えば、四段を三等分すると「四段三ッ割」、五段を三等分すると「五段三ッ割」、
三段を二等分すると「三段二ッ割」といいます。
上記の場合は段と段との間のアキの標準は1行19字詰程度までは1字分で、
20字〜28字詰程度までは1.5字分、それ以上は2字分あけるのが基本となっています。
もし行間が24字詰以上になると、普通行間では狭くて読みにくくなります。
そのため、行間を若干広げる必要があります。
「カコミ」の場合は天地に飾りケイが入るので、1行の字詰は1字分少なくなります。