校正というものは、原稿を誤字・脱字などを訂正して、
さらに見出しやカコミ、前文、写真説明などが指定どおりになっているのかを点検して、
訂正を指示していく作業です。
新聞においては校正はどのように使われているのでしょうか。
校正のポイントとしては、文字を一つひとつ点検することが挙げられます。
パソコンの普及に伴って、最近は大半の原稿がパソコンやワープロで作製しますので、
その分変換ミスや入力ミスが発見されずに印刷されてしまうことがあります。
そのため文章を読むように点検すると、ミスを見逃してしまうのかもしれません。
このようなことが起こるのは、
校正者の眼と頭が自分で勝手に正しい文字を想像して読んでしまうのが原因だと思います。
このような校正者のミスを防ぐためにも、
文章を読まずに文字を点検することが大切になります。
新聞の校正は、編集者または校正者が印刷所に直接行って校正する出張校正というのが特徴です。
出張校正する理由として、
編集者と印刷工場の担当者が組版の疑問点についてなどを話し合いながら作業をするためであり、
そして工程上のスピードがアップするからです。
初校のときには、レイアウト指定(割付指定)にしたがって、
紙面の状態に作り上げたものを校正していきます。
その時に写真や見出しなどは指定の位置に組み込まれてありますので、
そこで校正しますが、表組、グラフ・広告などは、別に校正していきます。
そして修正が必要なところは初校の時点ですべて指示する必要があります。
初校が終わって、修正するところがかなりあると、
もう一度校正するという意味で要再校を記入します。
このように初校で修正を入れた二校刷りが返ってきたら、
修正点が全て訂正されているかをチェックします。
その結果、問題なく印刷してもよい状態になれば校了とします。
一方で訂正点が残っていれば、その個所を指摘して、責了と書きます。
このように新聞では校正作業を行なっていくのです。